# 347Hチューブは受入前に書類のつながりを確認する

Canonical: https://jundapipe.com/ja/blog/347h-tube-supplier-document-review

「347H」と書かれた証明書でも、発注したヒートと現物につながらなければ受入の根拠になりません。発注仕様から梱包表示までのトレーサビリティと、サンプル証明書の使い方も分かります。

347Hチューブの供給者は、提案製品、材料状態、試験、トレーサビリティが購買仕様を満たすかで評価します。「ステンレス鋼」や「347H」と題した証明書でも、発注と納入材につながらなければ十分ではありません。

日本案件では、要求される日本規格の全文と書類要件を加えます。規格間の代替提案は、別途の承認事項として扱います。供給者の国と納入先だけでは、材料の適合は決まりません。

## 求める製品はパイプかチューブか

[ASTM A213/A213M-25](https://store.astm.org/a0213_a0213m-25.html)はシームレスボイラ管、過熱器管、熱交換器管を対象とし、Hグレードには異なる要求を定めています。[ASTM A312/A312M-25](https://store.astm.org/a0312_a0312m-25.html)はオーステナイト系パイプを対象とし、鋼種の文脈でTP347Hを挙げています。証明書を比べる前に、必要な製品形状を正確に確認します。

提案書では「パイプ」と「チューブ」が日常的な意味で使われることがあります。管理文書に規格、版、表示、寸法、肉厚基準を書いて、この曖昧さをなくします。

## 文書同士のつながりをどう確認するか

| 文書                 | 必要なつながり                     | 確認時の問い                       |
| -------------------- | ---------------------------------- | ---------------------------------- |
| 承認済み購買仕様     | 発注明細と図面改訂                 | 受入れの基準は何か                 |
| 供給者の技術提案     | 同じ明細と合意済みの逸脱           | 何が提案されたのか                 |
| 材料証明書           | ヒートまたはロットの識別と製品記述 | 発注した鋼種と状態を裏づけるか     |
| 試験記録             | 識別された材料、方法、合否基準     | 必要な試験が実際に記録されているか |
| 梱包・マーキング記録 | 納入された個体または束             | 現物を記録につなげられるか         |

これは証拠の対応関係を示す表であり、どの証明書種別がすべての用途で必須だと主張するものではありません。書類の種類と必要内容は発注時に定めます。

## 証明書の見本で確認する内容

見本は、様式、記載項目、トレーサビリティを話し合うために使います。規格の版、材料の識別、該当する化学成分と機械試験結果、状態、試験の参照番号を示せるかを確認します。他の顧客の情報を守るため、一部を伏せた見本が適切な場合もあります。

見本を発注したヒートの根拠として受け入れてはいけません。出荷時には実際の書類を確認し、証明書、検査報告書、梱包明細、マーキングで識別子が一致することを確かめます。相違は出荷前に解消します。

## 要求が欠けている場合の扱い

まず、その要求が製品規格、一般要求、購買仕様のどこから来ているかを特定します。[ASTM A1016/A1016M-24a](https://store.astm.org/a1016_a1016m-24a.html)は、対象とするチューブ規格の優先順位を説明しています。製品の要求は衝突する一般要求に優先し、発注の要求がより厳しい場合はそれが優先します。

不一致、求める根拠、確認責任者を記録します。試験結果の欠落は合格ではありません。提案された免除は、比較表から要求を削除して隠すのではなく、案件の手続きを通して承認します。

Jundaは[347Hシームレス管](https://jundapipe.com/products/347h-seamless-stainless-steel-pipe)を掲載していますが、この記載だけで特定のチューブ規格や書類一式を確認するものではありません。[製品カタログ](https://jundapipe.com/products)仕様と書類一覧を[お問い合わせページ](https://jundapipe.com/contact)から送ってください。原産地と供給網の役割という別の確認には、[日本向け調達ガイド](https://jundapipe.com/blog/sus347-pipe-sourcing-japan)をご利用ください。
