# SUS 347とUNS S34700は材料記号と規格を分けて照合する

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SUS 347とUNS S34700を並べただけでは、発注仕様になりません。材料記号、製品規格、版、検査要件を分けて照合し、図面と証明書の名称が食い違ったときの処理を判断できます。

「SUS 347 / UNS S34700」と書かれた依頼は、製品規格と版が決まって初めて、曖昧さのない管の発注になります。鋼種の表示は、ある命名体系の中で材料を特定するものにすぎません。寸法、熱処理、検査、別の体系での受入れ可否を、それだけで確定するものではありません。

[IMOAのオーステナイト系参考表](https://www.imoa.info/molybdenum-uses/molybdenum-grade-stainless-steels/austenitic-stainless-steel.php)は、347をUNS S34700に対応づけています。UNS表示を理解するうえでは役立ちますが、JISとASTMの完全な等価性を検証するものでも、特定の管が双方に適合することを示すものでもありません。

## 比較すべき4つの項目

| 項目             | 確認する文書             | 解消すべき問い                                     |
| ---------------- | ------------------------ | -------------------------------------------------- |
| 材料の完全な表示 | 図面と購買仕様           | 接頭辞、接尾辞、鋼種記号は揃っているか             |
| 製品規格         | 管理された規格と案件要件 | 必要なパイプまたはチューブの形状を対象としているか |
| 版と改訂         | 発注書と証明書           | 同じ要求を適用しているか                           |
| 供給と検証の要件 | 技術見積と検査計画       | 状態、寸法、試験、記録に何が必要か                 |

依頼した表示と提案された表示は、別の列に分けておきます。文書の見た目を揃えるためだけに、一方を他方へ置き換えてはいけません。

## パイプとチューブの区別が重要になる理由

[ASTM A312/A312M-25](https://store.astm.org/a0312_a0312m-25.html)はパイプ規格で、高温・一般耐食用の文脈でTP347とそのH変更種を扱っています。[ASTM A213/A213M-25](https://store.astm.org/a0213_a0213m-25.html)は製品範囲が異なり、シームレスボイラ管、過熱器管、熱交換器管を対象とします。

化学成分に重点を置いた等価表では、こうした製品要件が抜け落ちることがあります。日本規格のチューブを求める買い手に必要なのは、検索語からコピーした材料系統の短い名称ではなく、適用されるJIS製品表示そのものです。管理されたJIS文書と案件の受入れ規則で確認してください。

## 図面と証明書で名称が違う場合

まず、その違いが表記の差なのか、命名体系の違いなのか、実際の材料の相違なのかを切り分けます。供給者から書面の説明を得ます。そのうえで、化学成分、状態、必要な試験を含む規格全文を使って、該当する要求を比較します。

二重適合を主張する場合は、両規格について明示的な文書の裏づけを求めます。一方のみの適合を主張する場合は、他方を代替提案として扱い、技術承認の手続きに回します。当初の図面表示と承認された逸脱記録を残し、後の検査で判断を再現できるようにします。

完了時の記録には、図面改訂番号、発注明細、受け入れた規格、証明書番号、承認した役割を書きます。これらを欠いた「同等材」という表現は、次の確認者に同じ曖昧さを残します。

## Jundaのカタログが示す範囲

Jundaの[347H製品ページ](https://jundapipe.com/products/347h-seamless-stainless-steel-pipe)は、この製品名が供給範囲に含まれることを示しています。[製品カタログ](https://jundapipe.com/products)ただし、それだけでSUS 347、特定のJIS接尾辞、二重証明、日本での製造を確認するものではありません。

元の要件と提案された代替案を[お問い合わせページ](https://jundapipe.com/contact)から送ってください。Jundaには、正確な製品規格と表示で回答するよう求めてください。Hグレードへの代替という別論点は、[347と347Hの比較](https://jundapipe.com/blog/347-vs-347h-stainless-steel-pipe)で扱っています。
